店声仁語−10− ( 2005.7.〜2005.12.)

店声仁語:目次・・・
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ほほえみ      狩野  誠

いそがしいときに
イライラするときに
くやしいときに
不安なときに

 


私はそっと
私にたずねる
あなたはいま
ほほえんでいますか
    ……と

ほほえみ読本

なかなかほほえめない自分がいます。いそがしいときに、イライラするときに、くやしいときに、不安なときに・・・、顔がひきつって、とてもほほえんでなんていられない自分がいます。でも、そんな自分に気がつかない人がほとんどなんです。自分はほほえんでいるつもりで・・・。

 


★近所のビル工事のガードマンをしているK.Oさん、歩行者や工事車両の誘導のかたわらよく付近を掃除している。秋から冬にかけケヤキやトチノキの落ち葉がつもるパティオ十番の掃除もまめにしている。道を尋ねられると丁寧に教えている。赤い靴の女の子「きみちゃん」を尋ねる人も多く、その時は私のところにきみちゃんのパンフレットを取りに来て、お客様に渡し きみちゃんの説明もしている。記念写真を撮る人のシャッターを切っている。宮城県の出身だというK.Oさんのような方が来街される皆さまに麻布十番の印象をよくして下さる。麻布十番に住む私たちもまた同じ思いで来街の皆さまを迎え、微笑の街 麻布十番らしい温かなふれあいの心豊かな街づくりが出来ればと思うのですが。
 今年もあと一日、大勢の皆さまにこの麻布十番未知案内をご覧頂けましたことをこころからよろこび、来年もまたよりよいページ創りをと思っています。ありがとうございました。 良い年をお迎え下さいますようお祈り申し上げます。

2005.12.30.

 

★毎日新聞22日(木)夕刊のコラム「憂楽帳」がきみちゃんのことを書いて下さいました。

「憂楽帳」 : 赤い靴

 東京・麻布は、野口雨情作詞、本居長世作曲の童謡「赤い靴」のモデルとなった少女「きみちゃん」が、亡くなる前にすごした地だ。麻布十番商店街内の小公園には像が建っており、ブロンズ製の横顔が歳末商戦用のイルミネーションに彩られている。
 きみちゃんは、1902年に静岡県で生まれた。北海道開拓に加わった生母と別れ、3歳で米国人宣教師夫妻の養子となる。養父母の帰国が決まったころ、当時は不治の病とされた結核を患い、身寄りのない子供が集まる麻布の施設へ預けられた。3年後、そこで9年間の生涯に幕を下ろす。
 「家族のきずなを大切にしてほしい」との思いを込めて、商店街振興組合が像を建てたのは89年2月28日。その日のうちに誰かが小銭を置いていき、間もなく募金箱が設置された。今年春までに、950万円を恵まれない子供たちのためなどに寄付したという。
 募金を管理する紳士洋品店経営者、山本仁寿さん(64)の目標は、総額1000万円を集めること。それには、あと20万円ほど足りない。 【岩崎信道】

毎日新聞 2005年12月22日 東京夕刊

赤い靴 私の目標が1000万円を集めることと書かれているのはちょっと違います。今春まで の累計が950万円でしたので、来春50万円を送りユニセフへの寄付が総額1000万円になるなぁと思っていたのですが、この夏の納涼まつりで 17年間続けてきたチャリティーひろばを主催することが出来なかったので目標の1000万円に少し足りないと記者の方に話したのが、こんな表現になったようです。それでも、いつものように1年分を持ってきて下さるM.YさんやK.Fさん、 K.Yさん、私の手作りの絵はがきなどで納涼まつりの分をとなんとかと頑張っています。でも、やはり、足りないか ぁ〜。ご協力下さい。
 目標は「世界の子どもたちのために役立つことが何かできればいいなぁ」 です。

2005.12.24.

 


★みずほ証券の誤発注、ミスはミスだけれど、それで儲ける証券会社も汚いなぁと思っていたら、与謝野薫金融経済財政担当大臣の発言「誤りを承知で儲けるのは美しくない。経済活動にも美学が欲しい」、たまにはいいこと言うなぁ。それを受けるように証券会社が利益を返上することに向いたのは、巨額な金額のやりとりに庶民的感覚からは遠い存在ではあるがやれやれである。日本の証券会社も何社かからんでいたようだし個人で 5億も儲けた人もいるそうだが、多くがアメリカ系証券会社。またまたアメリカの汚いやり方にますますアメリカ嫌いになりそうな今日この頃です。イラク戦争etc.etc.地球温暖化防止を目的とした京都議定書にもサインしない大国のおごり、 売買の利潤だけを目的とするファンドに経済的生産性があるのかぁ〜、アメリカ産牛肉なんか食べるか〜!って感じの今日この頃です。

2005.12.16.

 


★クリスマスシーズンになると、まだサンタクロースを信じていた幼かった頃の息子を思い出す。サンタさんに珍しい熱帯魚をたのんだという息子の言葉にとまどいながら、それでも 息子が寝入った夜中になんとか水槽に入れた熱帯魚を見つけて大喜びしていたのは何歳の時だっただろうか。遊びに来た友達に得意げに 
 「これサンタさんにもらったんだ」 
 「サンタさんなんていないよ」
その夜、
 「サンタさんはね、サンタさんを信じて来てほしいとお願いする子どものところに来るんだよ」
そんな会話も懐かしく思い出される。サンタクロースを信じなくなったのはそれからまだ何年か経ってからだったが、中学生になってからも「今年はサンタさんにパソコンをたのもうかな」と笑いながら言っていた息子である。頼みたいことは沢山あるのだが、できるなら「サンタさん、みんなが健康でありますように、 そして・・・・・・・・」。・・・は親バカの願いです。

2005.12.7.

 


店頭地図★我が家の店頭の壁に商店街の案内図があります。1700×850、ほぼ一畳の大きさで麻布十番のお店を紹介しています。毎日大勢の方が見ているのですが、作ってからもう5年ほど経ち やめたお店や新しいお店も多く作り直さなくてはと思っていましたがなかなか。パソコンで製図して店名、町名、番地等々を書き加えてプリントアウト、全紙に拡大してラッピングと機器のそろった専門家でもかなり時間がかかりそうですが、道具 もろくにない ド素人のボランティアですから大変です。やっと作り始めたのが11月はじめ、道路を黒いプラスティックテープで作るところから始めました。新しいお店、やめたお店を火曜日の休日や閉店後に町内を歩いて確認し、一軒一軒テプラで名前を書いて貼っていくのですから時間もかかります。物販店は緑、フード・グルメは青、ランドマーク的なお店や寺社・学校等は黄色、マンション名は白とテプラの色を変えて一枚づつ貼っていきました。普段 あまり歩き回ることのない街を改めて見て歩くと、この5年で商店街もずいぶん変わったなぁとつくづく感じた地図作りでした。貼ったテプラの数は700枚以上、ヒマを見てはの手作業ですから3週間かかってやっと昨日取り付けました。さっそく大勢の方がお店を捜して見ているの見ると、苦労の甲斐があった、作って良かったと思うのですが、また 「山本さんはヒマだから」 と口の悪い商店街の連中の声が聞こえてくるようです。

2005.11.21.

 

★難病で寝たきりの長野の知人から久しぶりにメールが届きました。

ご無沙汰しています、お変わりありませんか。
当地 長野も いよいよ冬です。
昨日は、初雪、朝の気温が氷点下1℃ でした。
今朝も 気温は氷点下に下がりました。
暑くなったり、寒くなったり、病人にはきついものですが、
刺激になっていいと、良い方向に解釈して頑張りましょう。
年末商戦に向けて、ご活躍を

 短かな文章ですが、かなりの時間をかけてキーを叩いているのがわかります。寝たきりの身には暑い夏も、信州の厳しい冬の寒さもまた想像もつかないきつさでしょうが、「刺激になっていい」とポジティブにとる彼の思いが切なく感じられます。だいぶ寒くなった東京ですが、長野に比べたら・・・。紅葉したパティオのけやきの写真を添付して、寝たきりの彼の話し 相手にとReメールを送ります。私も病気の心配をしていますが、まだまだ幸せなんだと改めて思う便りでした。みなさんも健康にはくれぐれもお気をつけ下さい。

2005.11.18.

 


★この所パソコンの不調に悩まされていました。画面には重大なエラーが発生しましたと表示されるけれど、メーカーに問い合わせても原因はよくわからない。結局はセットアップし直しかと覚悟したのですが、その前にやるだけやってみようとシステムの復旧を9月までさかのぼったり、8月までさかのぼったり。今日、友人がウィルスにやられたのではとMailをくれました。友人以外の添付ファイルは開かず削除しているのでウィルスは考えもしませんでした。「MSブラストとかサッサーかもしれませんよ、lsass.exe エラーって出ませんでしたか?」。これにも心当たりはないし、ウィルススキャンをしても何もひっかからないし、スキャンディスクでも異常なしでした。WindowsのSystem32が云々と表示されたことがあるのですが・・・、小さな文字で英語で書かれてもわかるか〜!でした。「McAfeeのStinger v2.5.8、これSystem32の修復するみたいですよ・・・」。ワラにもすがる思いでStingerをダウンロード、スキャンしてみました。これで復旧するといいのですが、理解力のおちた年寄りにはパソコンのご機嫌をとるのは疲れます。それにしても驚くほどのスキルを持ちながら犯罪に走る若者、可哀想ですね。あれだけの技量があればIT関係での仕事沢山あるのではと思うのですが。

2005.11.13.

 

きみちゃん絵はがききみちゃん絵はがき
★赤い靴の女の子「きみちゃん」のチャリティー、少しでもお役に立てばときみちゃんの絵はがきを2枚作ってみました。小生のパソコンの未熟なスキルでの手作りですが、店頭に 『チャリティー絵はがき、全額ユニセフに寄付します。2枚セット¥100.』 と書いて置いてみました。まだ置いたばかりですが、それでも何部かご協力いただきました。このホームページからもご協力いただきたいのですが、送料の方が高く付いてチャリティーになりませんね。今度十番におこしの際にはぜひご協力下さい。

2005.10.28.

 


★息子との会話

 「古文の勉強か」
 「まぁね」
 「枕草子か。春は、曙。やうやう白くなりゆく、山際すこし明かりて、紫立ちたる雲の細くたなびきたる・・・。
  懐かしいな、・・・・・・いと をかし、だな」
 「まぁね」
 「あな をかし っての知ってるか」
 「フジテレビの女子アナでしょ」
 「?」

2005.10.14.

 


★アガリクスがガンに効くかどうか、なぜ医学的な証明ができないのだろうか。
「アガリクスで末期ガンが治る」という体験談を載せた本を出版し、医薬品として未承認の効能を宣伝していたとして出版社役員やねつ造記事を書いたライターが薬事法違反の疑いで逮捕されたことが紙面を賑わしている。それではアガリクスは全く無効なのだろうか、それともこの事件の会社のものだけが無効なのだろうか、そんなバカなことがである。アガリクスに限らずガンに効くと言われるものは数多く出回っており、ワラにもすがる思いで高価な健康食品?(医薬品として未承認)を買っているものは少なくないだろう。今回の会社の売り上げが20億円ということだから、関連商品の売り上げはどれほどの額になるのだろうか想像もできない。
 「もし本当に効くのなら医者が勧めるだろう、病院が処方箋を出すだろう」
 「病人の弱みにつけ込んだ悪質な商法じゃないか」
とアガリクスを勧める家内と言い合ったのは、大腸ガンの手術を受けた2年半前だった。主治医に相談すると 「奥さんの気がすむのなら飲んだらどうですか、害にはなりませんよ」 とのこと、健康でありたい丈夫でいたい気持ちは大病を患ったからこそより強いのだが、それではなぜ医薬品として未承認なのだと思いながらも飲み続けているアガリクスである。ア
ガリクスについて、政府は乾燥したものや粉末は健康食品、カプセルやエキスは医薬品と奇妙な見解をとり、昨年12月に食品に関する法令案にこの見解を盛り込み、一年後の発効を見込んでいるという。カプセルやエキスが医薬品になれば販売には制約が生まれるというが、問題は成分であり形状ではないはず、その成分が有効かどうかが問われるのではないだろうか。たとえそれが悪質な商法とわかっていても、もしかして、万が一にもの思いで医薬品ではない高価な健康食品を飲んでいるのは癌に苦しむ人たちであることを知って欲しい。私自身、今、病院の薬以外にアガリクス、ウコン、青汁を飲んでいる。健康でいたい思いで。

2005.10.6.

 


★楽天イーグルス、思った通りの最下位でしたが、それなりにさわやかな印象があったのは田尾監督の雰囲気からのように思われます。あとだしジャンの三木谷オーナーは個人的には好きじゃないし、シーズン途中のゲームへの干渉は老害オーナーと同じかと三木谷嫌いをより強めたのは私だけではないと思います。シーズン終了を待たずの監督更迭はやはりの感でした。後任に野村監督というのも、せっかくのさわやかな印象から遠のくような。鳴り物入りで阪神の監督についた野村監督の3年間の成績はどうだったのでしょうか。3年連続最下位。せっかくのファンが離れなければいいのですが。もし楽天が三木谷オーナーでなく堀江オーナーだったとしたら、同じ最下位でも違った印象だったのではないでしょうか。

2005.10.1.

 


★ハリケーン「カトリーナ」の被害、そして接近する「リタ」からの避難、ハリケーンの名前がアジアの台風の名前と違いますね。日本では台風は番号で呼ばれていますが、戦後一時期やはり台風に女性の名前(キャサリン、キティー、ジェーン 等々)が付いていたのを覚えています。実はアジアの台風にも番号でなく名前が付いているのをご存知でしょうか。台風の影響を受ける日本はじめ14カ国が加盟する台風委員会により、平成12年(2000年)から、北西太平洋領域で発生する台風には同領域内で用いられている固有の名前(加盟国の言葉で動植物や自然現象に関係する名前)をつけることになったのだそうです。各国がそれぞれ10の名前を 提案、計140の名前のリストから順番に付けていきます。平成12年の台風第1号にはカンボジアで「象」を意味する「ダムレイ」の名前が付けられました。台風の発生数は年平均26.7個ですので、おおむね5年で台風の名前が一巡することになります。日本が 提案した名前は星座からとった 『Tenbin テンビン てんびん座 、Yagi ヤギ やぎ座 、Usagi ウサギ うさぎ座 、Kajiki カジキ かじき座 、Kammuri カンムリ かんむり座 、Kujira クジラ くじら座 、Koppu コップ コップ座 、Kompasu コンパス コンパス座 、Tokage トカゲ とかげ座 、Washi ワシ わし座』の10個です。今接近している台風17号はベトナムが提案した「サオラー・Saola」と言う名前が付いています。この「サオラー」がちょうど140番目の名前で、中国方面にいった台風18号は1番にもどって「ダムレイ」という名前が付いています。ですから約5年ごとに同じ名前の台風が発生することになるので、2000年のダムレイ、2005年のダムレイのように区別する必要があるようですね。 ちなみに今年の台風8号は日本が提案した名前、Washi ワシ が付けられ、台風ワシと呼ばれていました。今度の台風サオラー(17号・最近見つかった動物の名前)、被害のないことを祈っています。
 (アジア名の日本語表記は、アルファベットを素直にカタカナに書き換えた気象庁のリストの表記そのままで、変なところがありますね)
 

2005.9.24.

 


★ 『東雲を 「ヒガシグモ」 と読んでいたひと・・・』 という広告があった。
 そういえば姪っ子は小さいとき等々力を 「などなどちから」 と言っていた。
 今は二児の母、デトロイトで子育てしている。
 いくら言っても麻布十番を 「麻生十番」 と書いてくる友人がいる。

2005.9.22.

 


★先日の日本ハム VS 楽天戦、ダルビッシュ 対 一場のルーキー対決は12−0で日ハムの勝利。
息子、19才、浪人中との会話。

「ダルビッシュ、すごいね、完封だ。高卒、同い年だぞ。お前もガンバレよ!」
「一場は年上だよ」
「・・・」

2005.9.21.

 


芝大神宮 ★昨日今日、地元十番稲荷神社・氷川神社のお祭りでした。年々お神輿の担ぎ手が少なくなってお神輿を出せない町会もいくつかあるようですが、それでも六町会が今年も元気よくお神輿を出し街を練り歩いていました。少し離れていますが芝大神宮では今年が御鎮座壱千年記念大祭にあたり、38年ぶりに御羽車御神幸が行われたそうです。「・・・そうです」というのは、600名もの行列の御巡幸が麻布十番に来るのを知らなかったからです。麻布十番の新二会が芝大神宮の氏子になっているので十番にも来たのだそうですが、まだお店の開店前だったのでほとんどの人が御巡幸を知らなかったようで
神楽す。 おそらく町会や商店街にはお知らせがきていたのではと思われ残念です。
(←写真:東京新聞より)
 
 夕方、久しぶりに氷川神社に行きました。氷川神社の宮神輿は担がれたことのない千貫神輿で、普段は見られません。写真を撮りに行ったのですが、タイミングよくお神楽を見ることが出来ました。無形文化財里神楽・齊藤一夫社中のみなさんが演じていましたが、これも知らない方が多いようで 境内の観衆は20名ほどでした。来年は早めにホームページに紹介しようを思いますが、芝大神宮の御巡幸は今度は何時になることやら、後の祭りってこういうことですね。

2005.9.18.

 


★今年の中秋の名月は9月18日、日曜日です。仲秋とも書きますが、旧暦では7、8、9月が秋、その真ん中の月の真ん中の日、8月15日は秋の真ん中と言う意味で中秋。旧暦8月15日の月が中秋の名月です。今年は9月18日ですが、六曜ではこの日は仏滅です。せっかく気分よく名月を見ようと思っていたのにと思う方、実は今年だけでなく中秋の名月の日は毎年仏滅なんですよ。六曜(大安、赤口、先勝、友引、先負、仏滅)
の順番を決めるのは旧暦の月と日です旧暦の
   (月+日)÷6=商 ・・・余りN 
この計算で商は何でもかまいません。重要なのは「余りN」。この「余りN」と六曜の関係は次のようになります。
余りN=0のとき(割り切れたとき)・・・大安、N=1のとき・・・赤口、N=2のとき・・・先勝、N=3のとき・・・友引、N=4のとき・・・先負、N=5のとき・・・仏滅となります。ですから旧暦8月15日は、(8+15)÷6=3・・・余り5となり、仏滅になります。 もうひとつの名月、「後の月」十三夜は旧暦9月13日。(9+13)÷6=3・・・余り4で毎年先負です。同じように計算すると毎年大安の日もありますよ。旧暦3月3日ひな祭りは、(3+3)÷6=1・・・0で大安です。こよみって面白いですね。 ( いつでもお月見出来ますよ。ココ )     
   (参照:こよみのページ)

2005.9.14.

 


乃木邸★十番からは少し離れているのですが、「麻布十番の名所」の欄に「乃木邸と乃木神社」があります。六本木ヒルズの毛利庭園からの関連で作ったページですが、普段 リクエストはそんなに多くありません。それが昨日、今日普段の10倍以上のアクセスがあります。調べてみると、今日9月13日は乃木将軍と静子夫人が自刃した日でした。明治天皇 のご崩御は明治45年7月30日、年号が改まって大正元年9月13日にご大葬が行われましたが、その夜、赤坂の邸宅で乃木将軍と静子夫人は自刃されました。 今、どんな方がどんな思いでアクセスされたのでしょうか、このITの時代に不思議な思いで改めて乃木邸のページを見てみました。
 

2005.9.13.

 


★文章を書くことをそんなに苦にしていなかったのですが、8月は2日しか書けませんでした。私的なサイトですからそんなに大勢の方がアクセスされるわけではありませんし、アクセスされた方が皆このコラムを見て下さるわけでもないのですが、地元への辛口の コラムが無理解な一人歩きをしているのを聞いてアホらしくなったりしています。普段パソコンに触れることもないだろう人に、わざわざプリントアウトしてコピーをとって御注進するものがいたらしいのです。 別に名指ししているわけではないし、勿論内容は間違っていない。けれど、書かれたことが、思い当たることが云々なのだろうと・・・。書かれた内容が間違っているのならお詫びして訂正もしましょうが、間違ったことはこれっぽっちも書いていないつもり です。そんなこんなの今日この頃、皆さま夏バテもなくお元気でお過ごしでしょうか。
 あっという間に夏も終わり、もう9月。節 処暑から白露へ、野には薄の穂が顔を出し、秋の趣がひとしお感じられる頃ですね。騒々しい選挙広報の車、留守中に大きな選挙ポスターを貼られてしまいました。地元の区議の先生に「貼らせて下さい」と声をかけられ、何時も通りのポスターだと思って「どうぞ」と言ったと家内。なんだこりゃってくらい大きなポスターを、こんな所に 貼る奴あるかって場所に貼られてしまいました。剥がすわけにもいかない選挙ポスター、大きさも、貼る場所もちったぁ考えてくれよって感じの今日この頃です。

2005.9.2.

 


★納涼まつりが終わって短い夏休みをとりました。今年はどこにも出かけずにボーっと家で過ごしたのですが、そんな時間もたまにはいいものですね。短い夏休みにあちこち出かけると、休みのための休みが欲しくなるように疲れたりして、それだけ歳とった証拠でしょうか。短い休みを疲れを知らずに時間を惜しんで遊び回っていた頃が懐かしく思われます。二十四節気では処暑。処暑は暑さが止むと言う意味だそうです。萩の花が咲き、朝夕は心地よい涼風が吹く頃ですが、台風のシーズンでもありますね。台風が接近して昨日今日は凌ぎやすい気温ですが、風雨の被害がないと良いのですが。 休み明けの今日ですが、接近する台風に夕方で閉店かなと心配しています。

2005.8.25.

 


★暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。今年、蝉の鳴き声が聞こえないと思いませんか。皆さんのところでは如何でしょうか。何年か周期で大発生する蝉、今年は少ない年なんでしょうか。それとも蝉の世界も少子化、まさかですね。
 新しい物好きの家内が名前に釣られたのでしょうか、「梅子桜子」というネーミングの梅酒を買ってきました。梅をチェリーブランデーに漬けたのだそうです。味はともあれ、その名前が酒の肴になりました。

 「今時、梅子だとか桜子だとかって女の子いるかなぁ」
 「桜とか、さくらって名前の子はいるよ。梅子は聞かないかな」
 「梅、うめ はもっといないね」
 「そうだよね。少子化だからなぁ」
 「そういう問題か〜」

2005.8.3.

 


★無言館のこと
 今晩 7月29日(金)の、テレビ朝日系「報道ステーション」(21:54〜11:10)で、
特集「菅原文太さんが語る・・・戦没画学生が残した心」 が放送されます。

 また、7月31日(日)9:00〜9:45、20:00〜20:45、NHK教育テレビの「新日曜美術館」〜シリーズ 戦後60年〜(3)「戦没画学生、カンバスに込めた青春の思い」 が放送されます。

2005.7.29.

 


なくして欲しくない美術館として長野県上田市の無言館を紹介したのは5月27日のこの欄だった。それから一ヶ月もしない6月18日、無言館の慰霊碑「記憶のパレット」に赤い ペンキがかけられたという報道に唖然とした。館主窪島誠一郎さんは「無言館について様々な考え方やとらえ方があるのは当然だが、それをこうした手段でしか表現できないとしたら、あまりに悲しいことです」と話したという。それから一ヶ月、「記憶のパレット」無言館の赤いペンキはあえて一部を残して修復された。ペンキの一部を あえて残すことにしたのは、
 「なかったことにはしたくないから」と窪島さんは言う。
 「人はどう生きるのか。人を愛するということはどういうことか。無言館が伝える、そんな根源的なことを、私たちはもう一度思い出す時ではないでしょうか」 と。
 「どう生きるか、愛するということはどういうことか」何も考えないものが多すぎます。考え方やとらえ方が違うからといって、こうした手段でしか表現できないものが多すぎます。何を考えているのかわからないものが多すぎます。
 悲しいことですね。

2005.7.25.

 


★巨人に甘い審判を「ジャンパイア」と笑う息子、アンチ・ジャイアンツ。阪神ー横浜戦のTVを見ていて

 「オイ、今のはストライクだろう!」 
   きわどいボールの判定に思わず声を出した私。
 「しかたないよ、甲子園だもん」と笑う。
 「なんだ、甲子園にもジャンパイアがいるのか」
 「違うよ、阪神だから ハンパイア」
 「そうか、名古屋だと チューパイア、神宮だと ヤクパイアか」
 「まぁ、どこにでもいるってこと」

 間違いはどこにでもあるけれど、判定は覆ることがない。VTRを見ても微妙な判定は、「仕方ないなぁ」と思うくらい微妙なことが多いのだが、信念を持って抗議を長びかせないアンパイアーであって欲しいですね。
アンパイア=umpire は古期フランス語 「第三者」の意=a numpire が an umpireと誤解されたものだそうです。

2005.7.21.

 

★相田みつを の言葉

「 ひとの 批判は かんたんだが なあ 」

 傍観者

「一億総評論家」なんてことがよくいわれます。だれでも自由に意見をいえること、それ自体はいいことですが、批判するだけなららくなんですねえ・・・。
 人の批判をする時は、自分はいつでも傍観者。具体的には動かない。自分では手を汚さず、何一ツしない。要するに、自分のことは棚上げなんですね。

 いま、ここ、を
 自己が、具体的に、どう動くか──
 傍観者になってはいけない。

わが師、武井哲応老師から、長年にわたって叩き込まれた教えの一ツです。

「 うそはいわない ひとにはこびない ひとのかげぐちは いわぬ 
   わたしにできぬ ことばかり 」

みつを

★相田みつをの言葉を借りて、自己反省を込めて書いてみました。
批判するだけの傍観者になってはいけない、何もしない傍観者であるのがイヤで書いたこと、批判ではない、事実だと思うのですが・・・。
でも、でも、ほんとうの傍観者は・・・。
自分が傍観者であることに気付きもしないで、「あいつ、自己反省してる」としか思わないでしょうね。
ほんとうに出来ないことばかり、ですね。
 

2005.7.11.

 


★アンチ巨人の息子は巨人のホームランを「ドームラン」という。

 「ドームは外より気圧が高いからボールは飛ばないだろう」というと、
 「空調の風に流される」と笑う。
 「それは相手チームも同じだろう」
 「相手の時は空調が止まる」と笑う。
 巨人に甘い審判を「ジャンパイヤ」と笑う。

とまぁ、たわいのないことを書いていればいいのだろうか、街に厳しいコラムを書くと風当たりの強いこと。・・・・・

2005.7.6.

 
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